日記・コラム・つぶやき

12月31日~大晦日に思う~

今年4月に、大学を卒業し、築地の青果会社に就職した孫が、正月用の野菜を大量に送ってくれた。

そして、その一つづつを得意顔で説明してくれた。

毎日市場に出て取引の現場で勉強し、「3年後には『せり』が出来るように為りたい。」と頑張っている。

毎日朝4時には寮を出て夕方まで働いているようだ。

子供だ子供だと見てきたが一角の社会人に成長している。

山岳部に所属していたので体力的には自信があるようだ。

今朝も2人で日金山に登ったが、山道をすいすい上って行きとても着いていくのが苦しい。

14人入った新入社員の内、既に2人は退社してしまったと言う。

将来は農業をやりたいそうだ。一緒に歩いていて逞しさを感じ嬉しく為った。

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大晦日、今年はなんと言っても永年続いた自民党政権から、民主党連立政権に替わった。

政権交代から100日を過ぎたが、問題が多すぎて今後が本当に心配だ。

マニフェストで大騒ぎをし、国債の発行額が,収入を上回る予算編成となり、果たしてこのまま政局運営が出来るのか怪しくなってきた。

何回かこのブログでも触れたが、心配の種をもう一度おさらいをしてみたい。

1.沖縄基地問題で、来年5月まで先送りをし、アメリカ国民の感情をさかなでして居る。

特にアメリカのマスコミが、鳩山総理がクリントン大統領の訪日の際「私を信じろ」と発言した事がここに来て、「信義を裏切られた」と報道している事だ。

今後の対米問題をどう切り開いていくのか。

2.現在の民主党の政策が、すべて来年の参議院選挙に標準を併せている。

子供手当て・高校の授業料無料化・農家の補助金など内容を見てもばら撒きに徹している。

特に高校授業料の無料化の予算に取られたため、小中学校の耐震化が削られてしまったのは、万一地震災害により大被害を受けた時を想像すると、果たしてその責任はどうなるのか。

3.鳩山政権なのか、小沢主動政権なのかわからない。

社民党・国民新党との連立も少数政党にかき回されているようで、はなはだ心許ない。

4.閣僚内の発言がてんでんばらばら、統一が取れているとはとても思えない。

5.鳩山・小沢の政治資金問題が、このままで済ました場合、今後他の政治家が政治資金規正法をどのように悪用するか計り知れない。

一般国民には想像もつかない巨額な資金が闇から闇へと葬られたとしたら、彼らの言っている事を信用できるのか。

一方、自民党の対応も全く信用できない。

このまま来年の参議院選挙で、民主党が大勝して、両院で多数を占めるようになったとしたら、小沢独裁政治が行なわれるのではないか。

その政策は社会主義が共産主義に近くなっていくのではないか。

 いやな想像は今年限りでおさらばし、来年は何とか鳩山さんが言う「国民中心の政治」で日本が正常に戻るように願いたい。

 私も来年は「傘寿」そして「金婚式」、なるべく楽しいブログを書けるように努力するつもりである。

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12月26日~散歩勝率~

今朝、我が家の前の坂道から小学校の生徒達の声が聞こえない。

今日から冬休みに入った。

話しながら坂道を走ってゆく姿が消えると寂しくなる。

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今から20年ほど前、地元新聞に隔週でコラムを掲載していた。

その第一回のタイトルは『散歩勝率』だった。

私は毎朝、丁度子供達が登校する時間に散歩をする。すれ違う子供に「お早う」と声を掛けると、初めの内はせいぜい10人に2~3人しか返事が返ってかなかった。

当時学校では、「知らない人に声を掛けられたら気をつけなさい。」と先生に言われていたらしい。

確かに年を取った大男が、ふいに声を掛けて来たら警戒するのが当たり前かもしれない。

それでも毎日続けていると、だんだん返事をする子供が増えてきた。

中にはこちらから声を掛ける前に元気良く「おはよう御座います。」と言って走って行く子も出てきた。

私はこの確率を「散歩勝率」と心の中で決めていた。

勝率の良い日は気分がすごくよくなる。

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挨拶は人間同士付き合いの初めである。

昔は近所の人は勿論、知らない人でも人通りの少ない所では声を掛け合うのが当たり前であった。

しかし最近では、永年住んでいても隣の人を知らない種族が多くなってきた。

特に都会の団地などでは近所の家の家族構成などほとんど知らないし、関心がないのが当たり前のように言われている。

これでは地震など発生しても何処の家に誰がいるか判らないし救いようもない。

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子供達が悪さをしても注意する大人は少ない。

昔は他人の子供でも自分の子と同じように扱ってきた。

しかし、今では先生が注意をしても、文句を言ってくる母親が居るというのだから、近所の人や知らない人はとても注意をする勇気は出てこない。

家族同士でも会話が少ない事が指摘されている。

「主人や子供達が出掛ける時、『行ってらしゃい』と声も掛けないのに、誰も居なくなって飼い犬や猫に『おはよう』とやさしく声を掛ける主婦が居る。」

と言う笑い話がある雑誌に載っていた。

家族団らんの秘訣は、お互いに声を掛け合うことだと解かっていても、初めは照れくさい。

しかし、朝一番必ず『お早う』の声を出す事で、昨日のわだかまりも解けてくる。

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人間関係を、再構築する為に、日本中挨拶を励行する習慣を着ける国民運動を起したら、すこしは世の中明るくなるのではないだろうか。

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12月21日~魚の目~

散歩をしながらラジオを聴いていた。

ある水族館での魚の生態特別展の話が流れてきた。

魚には、鯛や鰹のような鰭と尻尾のついた丸型、鰻や泥鰌のような長いもの、そして鰈や平目のように平たく目が片側についている物、そのた熱帯魚や深海魚と多くの種類がある。

それが一堂に集められているので大変人気があるそうだ。

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ある子供が係りの人に「鰈や平目はどうして目が片側についているのか。」

と質問した。すると係りの人が

「面白い質問です。

実は鰈や平目も,幼魚のときは普通の魚のように目は両側についています。

しかし成長するに従い、色を変化させて砂地や岩に身を隠していて餌を捕まえるようになり、底の方には目が必要なくなるので段々と目が片側によって来ます。」

と応えた。

自然界には、誰からも教えられなくても生きるために自分で生活圏を作り上げていくものが大半である。

しかし高等動物といわれる、人間や猿は、親や仲間に教えられて初めて生活できる環境を得られる。

もし、人間が生まれたときから誰かに教えられないとすると直ぐに死んでしまう。

成長するに従い、学校や塾に通って世の中の生き方を教えてもらう。

先進国などと威張っていても、発展途上国の人たちの方がが、生きる生活の知恵を自分で獲得しているので、どちらか高等か一概には言えないのではないか。

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しかも人間の社会は、リーダーの指導力によって方向が決められて行く。

個人の力ではどうすることも出来ないことだらけだ。

現代では、トップの考え・行動指針によって、国や社会の行く先が決められて行く。

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今、NHK大河ドラマ「坂の上の雲」で、東郷さんが日清戦争のとき,清国兵を乗せたイギリスの船を撃沈する場面で、国際法にのっとって正しいと判断して命令を下すシーンが放送された。

この場面など、まさに司令官のリーダーシップそのもの。

常に指導者は自信を持って決断していかなければならない。

長い人間の歴史の中には、リーダーの決断次第で国や社会の方向が決められてきている。

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こう考えていると、現在の我が国の状態は、最高指導者が誰で、誰が決定的命令者なのかはなはだ心もとない。

魚のように自分で生きていく力を自然と会得していくほうが、他人によって生活が左右される人間より高等動物ではないかと疑問を持ってしまう。

そんな人間が、地球上の自然破壊を繰り返し、自分たちの生きるためにやりたい放題でいいのだろうか。

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12月18日~津村節子作『異郷』<~span style="font-size: 1.2em;">

文学界(文芸春秋社出版)新年号に、津村節子さんの『異郷』と題する創作が掲載されている。

津村さんは3年前に他界された小説家「吉村昭さん」との鴛鴦作家として知られている。

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吉村さんは、昭和61年4月から10月に掛けて、地元静岡新聞に丹那トンネルを採りあげた、「闇を裂く道」を連載された。

忘れもしない、昭和61年の正月、富士宮にあるご両親の墓参りを済ませた後、私の勤めていた後楽園ホテルにお泊り戴いた。

何時ものことだが、夕食後ホテル内のバーで御夫婦と雑談をした。

そのとき吉村さんが、

「実は、静岡新聞から連載小説を頼まれている。

何を書こうか迷っていたが、今日上り列車が丹那トンネルに入る時、右手の沿線に立つ碑が視線を掠めた。

これが旧丹那トンネル殉難者の慰霊碑、多くの犠牲者を出し歴史に残る大難工事と聞いていたので、ほとんど瞬間的にこのトンネル工事の事を書こうと思った。」
 

と言われた。私はすかさず、是非書いて下さいとお願いした。

一週間ほどして先生から、

「丹那トンネルについて書くことに決め増した。その内取材に伺うので協力してもらいたい。」

との電話があり、その後暫くして先生に同行して取材のお手伝いをさせてもらった。

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先生とのご縁は、30年ほど前、ある人の紹介でライオンズクラブの卓話でお招きした時ホテルに泊まって頂いた。

その後家族で花火見物などにしばしば御利用いただくようになった。

その後、丹那トンネルの真上にある「丹那神社奉賛会」が誕生し、旧くなった社殿を建て直しが行なわれた。

市制六十周年記念のひとつとして、市主催によるトンネル鼎談「丹那トンネルと熱海」と題して、国鉄最後の総裁『二杉巌氏』『吉村昭氏』そして地元写真館主『今井利久氏』が開催され、丹那トンネルに対する市民の関心も深って来た。

毎年4月の第一日曜日に丹那神社例大祭が開催されている。

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津村さんは花火が大好きで、花火に関する小説も書かれている。

御夫婦で熱海をこよなく愛してくださり、御主人の思い出話も含め、ホテル・町並み・観光施設・観光行事・初島まで取り上げた作品は今まで例を見ない。

市当局も、各種関連団体もこの作品を喧伝してPRか都度に使ってもらいたい。

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11月28日~いろはかるた~

最近、「子供達の国語の理解力が極端に悪い。」と、報じられている。

以前は大家族で親兄弟も多く、祖父祖母と同居している生活が普通であり、常に会話が飛び交っていた。

それが核家族となり兄弟姉妹も少なく、その上携帯電話によるメールの交換、テレビゲームの普及で、子供達の会話の機会が極端に減少している。

読書の習慣もほとんど無く、教育の基本と言われる“読み・書き・そろばん”がおろそかになっている。

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昔は、正月が近づくと、大人は【小倉百人一首】、子供は【いろはかるた】で遊んだものだ。

今でも、普段使われている“ことわざ”の多くはいろはかるたから学んだ、と言っても過言ではない。

芥川龍之介は「いろはかるたは、世界に誇る日本の文化遺産だ。」と、言っている。

確かにその内容は実に多岐にわたっている。

この“いろはかるた”は時代により、又地方により内容が異なっている。

例えば【い】から始まることわざでも、

“犬も歩けば棒に当たる” “石の上にも3年” “急がば回れ” “一寸先は闇”

【ろ】でも、“論語読みの論語知らず” “論より証拠”

【は】では、“花より団子” “八十の手習い” “針の穴より天のぞく”

【ほ】では、“仏作って魂いれず” “仏の顔も3度” “骨折り損の草臥れもうけ”

など枚挙にいとまが無いほど出てくる。

いろはかるたに使われてきた、“ことわざ”を全部知っておけば生活面でも相当に便利である。

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日本のことわざには、多くの動物が出てくる。

良く出る動物のことわざを並べてみると

【犬】 “犬も歩けば棒に当たる” “飼い犬に手を噛まれる” “尾を振る犬は打たれぬ” “吠える犬は弱い” “恩は犬も忘れない”

【猫】 “猫に小判” “猫に紙袋(かんぶくろ)” “猫を追うより皿を引け(根本を正せという意味)”

【牛】 “牛は牛ずれ” “暗闇から牛を引き出す” “角を矯めて牛を殺す” “牛に引かれて善光寺” “女賢しくして牛売りそこなう”

【猿】 “猿も木から落ちる” “見ざる聞かざる言わざる” “錦を着ても猿は猿”

【鼠】 “窮鼠猫を噛む”

【虎】 “虎の威を借る狐” “虎は風を起す” “虎に翼(鬼に金棒と同意義)”

【馬】 “馬の耳に念仏” “瓢箪から駒”

【豚】 “豚に真珠” “豚の木登り”

“ことわざ”の内容はほとんどが教育的である。

これを事例にとって子供達に学ばせると、かなり理解が得られる。

日本語に興味を持たせる意味で、“いろはかるた”をもっと積極的に学校教育にも取り入れて普及していけば、国語力推進にかなりの効果が期待できると思う。

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11月23日~紅葉祭り・梅園橋竣工式~

秋晴れの太陽が燦燦と降り注ぐ熱海梅園、「日本一遅い紅葉祭り」の開園に加えて、待望の橋が完成、渡り初め式が開催された。

韓国庭園と澤田記念館を結ぶ「梅園橋」と命名された橋の完成により、梅園が一段と趣を増してくる。

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篤志家「大塚実氏」(大塚商会会長)の数年にわたる巨額の寄付により、歴史ある「熱海梅園」が全面的に改修され、見違えるように美しくなった。

当日は大塚氏に感謝するお祝いの式も開催された。

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私は、澤田記念館の開館した時から、橋を建設するように主張してきた。

韓国大統領金大中氏の来熱を記念して建設された「韓国庭園」により梅園の奥が拡がったのでなおさらこの橋が価値を生む筈だと信じていた。

今年は紅葉が例年よりすこし早く、既に彩づいた木をバックに写真を取っている人たちが各所に見られた。恐らくあと一週間くらい経つと最盛期を迎えるのではないか。

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今回の橋の完成に際し、市長宛に次ぎの様な提案の手紙を出した。

『私は、以前より「澤田記念館」と「中山晋平記念館」の共通券を発行すべきだと主張してきました。

晋平記念館は現在無料の為正確な入場者はつかめておりませんが、日頃の人出から見て、澤田記念館の2倍から3倍は入っていると思われます。

勿論有料となればすこしは減ると思いますが、人間の心理として共通券となれば両方見学します。

今回、韓国庭園を含め梅園橋で繋がったのはチャンスです。

晋平記念館は当然管理費も維持費もかかっています。

少なくとも現状の澤田記念館の入場者数よりは最低でも2倍以上の見学料収入は増えると確信します。

更に管理体制を一本化して共通のパンフレットを作成すれば宣伝効果も倍加し、人件の節約に繋がります。

来年の「梅祭り」のオープン時から是非共通券の取り扱いを検討してください。』

将来、駐車場を整理して、観光バスが入場門付近に止めることが出来れば、入場者数は飛躍的に増加する。

そして一年中魅力あるイベントを企画すれば、既に知名度は抜群なので、熱海のシンボルとして今より大きな観光の目玉になることは間違いない。

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11月9日~第15回 武蔵嵐山志師塾~

今年も11月7日8日の二日間、安岡正篤先生ゆかりの地に建設されている
「国立女性教育会館」で、(第15回武蔵嵐山志師塾)が開催された。

全国各地のみならず、スペイン・アメリカ・オーストラリアからの参加者も含め、300人が集まった。

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私も今年で6回目の参加で、随分顔見知りが出来た。

宿泊はなるべく多くの人と交流を深める為に、事務局でアトランダムに指定し、会食も入口で番号を引いて席に着くので、誰と一緒になるか座るまでわからない。

大勢の世話役の人たちが、混乱の無い様にリードしてくれるので何事もスムースに進行している。

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今年のスケジュールは

午後1時より、この会館の概要について説明の後、世話人代表「頼径健治氏」の開会の挨拶に始まり、ソプラノ歌手「子供の未来と地球の環境をテーマにした、自分内から響く声や言葉を大切にするサウンドセラピーを取り入れた、「Aikaさん」の歌と話、「神渡良平さん」のナレーションコンビが素晴らしく、特にアベマリアの絶唱は心をゆすられた。

さすがに二期会や、オペラ・ミュジカルで鍛えられた歌唱力は聴衆を魅了した。

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休憩後、石川県の養護学校の先生をしている「山元加津子さん」の体験談を交えた人間大好きを課題とした素晴らしい話に多くの人の涙を誘った。

同僚の教師「宮ぷー」と言う人気のある先生が、今年の2月脳幹出血で倒れ、医者がさじを投げたのに、山元さんは毎日『宮プーの日記』を書き続け、その精神的な看護が宮ぷーの意識回復に希望を繋いでいる。

その他、多くの本を出版し、講演会を数多くこなしている。

何気なく話しているその内容は、信じられないほどの困難をものともせず進んでいる姿に、このような人が居るという事だけでも、嬉しくなってくる。

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夜は会食の後、各講師が分かれて懇談会を開催、誰でも自由に聞くことが出来、それが終了すると、ロビーのあちらこちらで談話会が開かれ、11時まで賑やかだ。

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翌朝6時前にロビーに集合、広場に移り、「中健次郎氏」の指導による、気功を取り入れた体操の指導が行なわれた。

一寸した体の動かし方で、信じられないほど変化が起き、知らない間に一時間以上身体を動かしていたが、気持ちよくすこしも疲れない。

朝食後、講堂に移って、中先生の実験を交えた講演会が開催された。

身体を水平に保った形から腰を廻しながら大きく吐いて吸う呼吸をして行くと体が軽くなって気持ちが良い。

一寸した操作で手に力が出たり、実験的に舞台に上がった人の首を水牛の四角いヘラでこすっていくとその部分が真っ赤になった。

悪い血が固まってくるのだそうで時間が経って来るとそれがなくなって気持ちよくなり首の痛みが消えていくと言う。

実験を交えた話は実に面白い。

もう一度ゆっくり聞きたいと思った。

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最後は何時ものように、神渡先生の「天に棄物なし」と言う演題で、何人かの人の話から世の中には、無駄な物は全く無い。

何時ものことだが実に人を惹き付ける話に皆酔っているように見える。

まもなく発売される、世界に誇る彫刻家「武藤順九の宇宙」の話、バチカンのローマ法王公邸を始め、世界各地の有名な場所に建設されてゆく大理石の彫刻「風の環」一般発売に先立ち用意されていたので、早速購入して帰りの電車の中で読了した。

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久しぶりに充実をした二日間だった。来年もまた是非参加したいし、多くの知人や友人も誘って行きたいと思う。

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10月20日~スポーツ花盛り~

19日の日曜日、爽やかな秋晴れ、湿度も少なく、まさにスポーツ日和。

【1.少年サッカー大会】

伊豆地区のライオンズクラブが昨年度から開催している『ジュニアーサッカー大会』。今年は熱海がスポンサーとなった。

姫の沢サッカー場には、小学校4年生以下の12チーム、朝早くから参加した。

西海岸の人たちは恐らく5時以前に出発したと思われる。

各チームごとに、本部前に整列して「お早う御座います」と丁寧に挨拶してきた。

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昨年度優勝チームからカップの返還が行なわれ、代わりにレプリカが渡されて開会式が終わり、予選が始まった。

日頃練習を重ねているチームと、寄せ集めのチームの差で、予選の段階では大差の試合が多かったが、回が進むにつれて、互角の力同士の白熱した試合が家族たちの声援の中進行していった。

この大会は、年を重ねるごとに盛んになってくると期待される。

【2.プロゴルフ】

男子は「全日本オープン」ビッグゲーム。

トップを走っていた、石川遼選手が出入りの激しいスコアーであまり伸ばせず、小田龍一と、今野康晴に追いつかれて、プレーオフとなり、ツアー未勝利の小田選手が2ホール目で決着をつけ初優勝を飾った。

石川選手は残念ながら史上最年少のビッグタイトルを逃してしまった。

女子の「富士通レディース」はアメリカ帰りの宮里藍選手が前日の3位から追い上げ9アンダーでトップとなったが、オーストラリアの「ニッキー・キャンベル」選手に追いつかれ、こちらもプレーオフに持ち込まれ、大熱戦の末4ホール目にキャンベル選手が16メートルのバーディーパットを決め、残念ながら宮里選手の2週連続優勝はならかったが、久しぶりの日本におけるプレーで存在感を遺憾なく発揮しファンを愉しませてくれた。

男女とも若いスター選手が活躍してゴルフ界は万々歳だ。

【3.プロ野球】

楽天がソフトバンクに2連勝して早くも日本ハムとのリーグ優勝戦進出を決めたが、セントラルリーグの阪神対ヤクルトは一勝一敗、1・2戦とも首尾の乱れが折角の投手戦を壊してしまった。

第3戦に先発予想のヤクルト投手が、新型インフルエンザに罹って出場できないのが残念だ。

今夜の試合でジャイアンツの相手が決まる。

海の向こう、アメリカではニューヨークヤンキースが2連勝をしてリーグ優勝に近づいた。

松井選手の活躍が期待される。

【4.フィギュアスケート】

世界選手権で,織田選手が優勝、浅田選手は2位に終った。

来年の冬季オリンピックに向けて、男女とも好成績の期待できる成績だが,浅田選手の3回転半のジャンプの成功が待たれる。

【5.体操世界選手権】

男子「内村選手」の金メタルに続き女子の「鶴見選手」が,実に42年ぶりにメタルを獲得、種目別でも銀メタル獲得の快挙を見せた。

いよいよ「体操日本」復活を期待したい。

【6.Jリーグ・6大学野球】

誠に残念至極な試合二つ、Jリーグ清水エスパルスが最下位の、大分トリニータに敗れ首位に返り咲くことが出来なかった。

先取点を奪いながら逆転負けを喫してしまった。

アウエイとは言えこの所上位チームに負け無しで善戦してきたのにどうしたわけか、次の試合に期待したい。

【7.大学野球】

首位を行く我が母校「早稲田」が連覇を狙う「法政」の完封をきしってしまった。

何故、斉藤・大石両エースが登板していないのか事情はわからないが、今日明日の連勝を期待するのみ。

最近は大学野球の情報がさっぱりテレビに登場してこない。

スポーツを育てるには、高校・大学にもっとスポットを当てて貰いたい。

秋晴れの日曜日、スポーツ満喫、平和そのもの、政治の世界もいい話が盛りだくさんになってもらいたいものだ。

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10月7日~稲門グリークラブ・シニア会定期演奏会~

「新しいメンバーが入ってこないので、平均年齢が何と75歳を超え、後期高齢者合唱団となりました。その平均年齢を押し上げている最高年齢者(中岡さん)を御紹介します。どうぞ前に出てください。中岡さんは96歳、私は71歳になりましたが、私が生まれる前に早稲田を卒業しています。」

指揮を取っている「耕納邦男さん」がユーモアを交えて紹介した。

早稲田大学グリークラブは、一昨年創立100周年を向かえ盛大な記念大会を開催した。

OBで結成されている「稲門グリークラブ」は毎年30人から40人位のOBが誕生するので、登録しているメンバーがどんどん増え、名簿に乗っている人だけでも数百人に達している。

そこで、10年近く前、還暦以上の年寄りが別に自分達が自由に楽しく歌うために「シニア会」を結成し、毎週集まって練習をしている。

第10回を迎えた、稲門グリークラブ・シニア定期演奏会は、ほぼ満員のティアラこうとう(江東公会堂)大ホールで開催された。

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4部構成からなるプログラム:

第1部は、今までの演奏会で歌われた曲で、
 「芭蕉布」
 「津軽のふるさと」
 「シャボン玉」
 「平城山」
 「長崎の鐘」
 「マイウエイ」
と馴染みの歌を楽しそうに歌っていた。

第2部は、現在還暦近くのメンバーで結成した「倶楽部グリー」の賛助出演で「思い出のポップス」と題して、
 「You Are My Sunshine」
 「遥かなるアラモ」
 「慕情」
そして
 
「70年代フォークソングメドレー{あの愛をふたたび}」を、赤・青・黄色のティーシャツに、しゃれた帽子をかぶった楽しいコスチュームで登場した。
拍手を交えたリズムで会場を沸かせた。

休憩の後、第3部は、この合唱団の為に歌い良い様に作曲をしてくれた「多田武彦氏」の指揮で、
 男性合唱組「北国」
  1.お山の学校
  2.お月様
  3.
白い自由画
  5.まんさくの花
  6.山のおうな
相当に練習を重ねたらしく、難しい歌をしっとりと唄っていた。

第4部は 「振り返れば12年」と題して昔から歌われていた得意の曲を集めて会場を盛り上げた。
この歌ならば半分以上私でも歌えるので、大変に楽しかった。
  「いざや我等の」
  「黒人霊歌Climbin,UptheMountain」
  「Amazinng Grace」
  「海はふるさと」
  「夏の宵月」
  「箱根八里」
  
「海よ」

そしてアンコールはまず「都の西北」そして驚いた事に、中山晋平作曲の流行歌「東京ラプソディー」飛び出てきた。

最後には、多田さんの指揮で、磯部大先輩作曲の今や世界的名曲となった「遥かな友に」を出演者全員で大合唱となり、観客席でも歌っている人が居た。

歌を唄っている人は皆元気だ。
そしてボケることなく老後を楽しく過している。

来年も再来年もこの演奏会が続いて開催する事を念じて、小雨降る広い公園の道を帰路に着いた。

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10月2日~会話の欠如~

学生時代、時間が余ると喫茶店に入り、コーヒー一杯で数時間友人と話し合った。

コーヒーがなくなると、テーブルの上においてある砂糖を水で薄めて飲んだ。

店の人たちは文句も言わず、時々水を補給してくれた。

口角泡を飛ばせて議論した事もあり、お互いに映画の話をしたり、適当に時間を愉しんでいた。

今になってみると、その時何を話しあったか全く覚えていないが、その雰囲気だけは何となく心に染み付いている気がする。

会社に入ってからも、ほとんど真直ぐ帰ることは無く,立ち飲みの酒屋や、安いカウンターの店で飲みながら話し合ったものだ。
 
***

しかし、この頃の学生や若いサラリーマンを見ていると、あまり話し合っているグループを見ない。

電車に乗っていても、若い人たちだけでなく、いい年の人たちも携帯電話でメールの交換をしているらしい人が多く、会話をしている人を見かけない。

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柳田邦男氏は、10年以上前から「携帯電話亡国論」を展開している。

確かに今の子供達はほとんどの時間をメールの交換か、ゲームに夢中になっていて、友達同士や家族との会話が全くと言っていいほど欠如している。

ある哺乳室を覗くと乳呑児に、乳を与えながら吾が子の顔を見ないで、他人とメール交換をしている母親が大半で恐ろしくなった。

乳呑児は、乳を飲みながら自分の顔をじっと見てくれることにより、母親との愛情を直接受けてくるもので、ただ乳を与えるだけでは本当の親子の絆は作り出されていかない。

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家族が一緒に食事する機会も少なく、折角集まった時も、テレビを見ながら会話も無く過している家庭が少なくない。

人間は会話をしていると、自分に無い自分が出てくることがしばしばある。

昔ある研修会に出たとき、「ヒッチハイク」と言うことを強調された事を思い出した。

ある問題の検討会をしている時、他人の話からそれからヒントを得て新しい発想が生まれ、それにのって次から次へと、新しいアイディアが生まれてくる。

相手の表現も又別の方面に発展してゆくこともある。

最近は、講演会でも、パネルディスカッションが増えてきた。一人の人の意見だけでなく同調する人、反対する人が議論を展開する事により、聴衆に考えさせる効果が大きい。

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私は、目下毎日が日曜日、以前に比べると妻と会話をする時間が大幅に増えた。

と言うよりは、今までほとんど落ち着いて会話を交すことなく何十年が過ぎてしまったのではないかと反省している。

自分の知らない事を妻から聞く事が多くなり、独りよがりの生活をしてきた。

特に子供の小さいときのことは全く妻任せ、「そんな事が在ったのか」と驚く事も出てくる。

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日本の政権が変わって、今まで話し合えなかったことが、素直に討論される時が来たのか、期待を持っている。

とかく水が淀んでくるといろいろ障害が出てくる。

前任者の欠点を洗い出すことに集中しないで、是々非々の政策を展開して、新しい社会構築を果たしてもらいたい。

その為には、日本国民全体が、もっと真剣に会話を尊重する社会にしてゆく為に、柳田方式を指導者が前面に押し出してゆくことが絶対条件だ。

「話せば判る」と言った社会の実現を望みたい。

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