7月27日~俳聖かるた~
K婦人は、かなり前に御主人を亡くし、その後精密機械の会社を引き継いで、現在も活躍されている。
小柄でいつも笑顔を絶やさず、たいへん感じがよく私は“チャーミング婦人”と呼んでいる。
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今年もお中元に、私の大好物「大吟醸」と、妻と娘の為「カステラ」を送ってくれた。
何より嬉しいのは、各人宛に毛筆の丁寧な手紙が添えられている。
荷物の中に、珍しい文学のお土産「俳聖かるた」が入っていた。
宮城松島旅行の時に購入した物で、私が最近、俳句を習っている事で送ってくれたらしい。
前書きがあった。
芭蕉・去来・蕪村・一茶の数多い句の中から有名で誰にも親しめる句を選びました。
遊び方も「かるた取り」の他に作者あて・季節あて・下の句あて等等色色考えてください。
又習字や俳画のお稽古にも利用してください。
難しい句がありましても何回も読んだり拾ったりしているうちに俳句の五七五のリズムが自然と心に溶け込んで理解されて楽しい物となります。
芭蕉17句・去来4句・蕪村12句・一茶16句合計49句が、春夏秋冬に分けて選ばれている。
例えば、芭蕉の句で
春:古池や蛙とびこむ水の音
夏:夏草や兵どもの夢の跡
秋:秋深き隣は何をする人ぞ
冬:旅に病んで夢は枯野をかけめぐる
読み札は漢字を交えた五七五で、取り札は俳画の下書きに、下の七五がかなで書かれている。
その絵が一枚一枚面白く描かれている。
選ばれた句は殆ど知っている句で親しみやすい。
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私達の子供の頃は、正月が近づくと兄弟や友人と「小倉百人一首」を取り出して遊んだ物だ。
初め意味はサッパリわからないが、そんなことは関係なく頭から覚えこみ、小学校5・6年生から中学生になると、取り札を読んで、読み札をとる方法で訓練をした。
最近では、かるた遊びは全くしなくなったが、この「俳聖かるた」を見て昔が懐かしくなった。
「いろはかるた」も子供達相手によく遊んだ物だが、教訓めいたその内容は今でもなるほどと思われる内容が多い。
かるた遊びで物を覚えさせるのは手っ取り早い方法である。
「俳聖かるた」を通して子供達に俳句の面白さを普及させて見たい。
「俳聖の 句に親しんで 夏涼し」
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