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2009年4月

4月25日~雉について~

私達が普段目にする格言・例え話に動物の特徴を捉えた内容が多い。

日本経済新聞のコラムに、「雉」について、小池光氏の記事が掲載されていた。

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桃太郎のお供に、犬・猿は判るが、鳥の中で何故「雉」が選ばれたか。

その理由は、雉は空も飛べるが、地上もすばやく歩く事が出来る、その上お供にするにはうってつけの容姿が美しい。

何より私が興味を引いたのは、12支で犬(戌)猿(申)鳥(酉)は、何れも方角的には西側、したがって、桃太郎組は、西側陣営であり、鬼の東側陣営と対決すると言う説があることだ。

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雉は春先、繁殖の為「ケーンケーン」と独特の鋭い声で鳴く。美しい物は不安を呼ぶ。

雉が鋭く鳴くと地震があるとも言われている。普段は「ほろほろ」と鳴いている。

「けんもほろろ」と言う言葉はこの雉の鳴き声から来ている。

孤高を守って取り付くしまもない。

一方、「雉も鳴かねば撃たれまい」は、無用の言葉や出すぎると足元をすくわれる。

どちらの例えも雉の華麗な姿、万事に鋭角的印象から来ているのであろう。

自分の今までの行動を省みて、「けんもほろろ」と、取り付くしまもない態度を取って周りの人に不快感を与えた事はなかったか。

「雉も鳴かねば打たれまい」と、無用の事を言って睨まれたり、恨まれたりした事はなかったかと、反省する事が多い。

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雉は又、日本の「国鳥」で、一万円旧札の裏面には雉が印刷されていた。

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4月19日(名前と健忘症)

最近、話の途中で言葉に詰まる事が多い。

特に人の名前が出てこなくて話題を中断せざるを得なくなる。

以前、或る新聞のコラムに「君の名は」と題して投稿したことがある。

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ホテルのフロントで、お客様を迎えているとき、先方から挨拶をされ、顔は何度も見たことがあり、当然先方は私の事を知っている。

ところが何処の誰かどうしても思い出せない。

いまさら先方の名前を聞くわけにも行かず、やむをえないので差しさわりのない挨拶と話題で済ませたが「それではごゆっくりお過ごし下さい。」と、いって別れて後姿を見た途端思い出した。

後で話題の中で先方に失礼がなかったか?と、思わず顔が赤らむ思いをした。

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こんな話題を同期会ですると、「俺もそうだ」と言う人が殆どだ。

年のせいでやむを得ない、と自己弁護をしたいが、やっぱり認知症やアルツハイマーの話を聞いていると心配になる。

私達の年代になると、困るのは昭和・平成と西暦がピンと来ない事だ。

西暦で言われると、昭和に換算するのに時間が掛る。

まして、明治・大正となると直ぐには理解しにくい事がおきる。

新聞の[訃報]記事を見ると直ぐ自分の年と比べてみるのも年を取ったためか悲しくなる。

私の母は、12年前に103歳でなくなったが、100歳を超える頃まで割合とはっきりしていた。

特に最近の事はあまり覚えていないが、旧い事は信じられないほど正確に覚えていた。

時には思い出したように、子供達の失敗談や、困らせられた事などを言い出してみんなで大笑いをしたことも有る。

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時々、2階に上がってきて何しに来たか忘れて下まで降り、[ああ、そうだ]と思い出して又上がってくる事がしばしば起こる。

妻と二人で出掛ける時、双方で探し物をしている。1日のうちに探し物に費やす時間は馬鹿にならない。

テレビに出ている旧い俳優の名が思い出せず、それが気になってドラマの筋が追えなくなることもある。

時には忘れてしまいたい事もあるが、皮肉な物で、そういうことは何時までも忘れない。

「人の名は 桜と共に 散り行きぬ」

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4月11日~勝負は怖い~

春爛漫、スポーツ花盛り、期待された「石川遼選手」は残念ながらマスターズ予選突破はならず。

しかし途中まで何とか通過できそうに頑張ったので将来は明るいと思う。

初めからあまり順調に行過ぎると返って落とし穴があるので、今はじっと我慢の時かもしれない。

代わりにと言っては失礼だが、やはり実力者「片山晋呉選手」が4アンダーで頑張り、「今田竜二選手」も予選を通過している。

日本人のゴルファーも世界に肩を並べる日も遠くないのではないか。

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一方、インターネット情報によると、ヤンキースの「松井秀喜選手」がスタメンを外されピンチのようだ。

ここに来て怪我が再発しているのか、寂しい限りだ。

日本のプロ野球も、阪神の「金本選手」がわずか7試合で3打席連続ホームランを2試合も続け、毎試合打点を稼ぎ何と21打点を挙げている。

にも拘らず、チームは負けが先行している。

一方、阿部選手の代役「鶴岡選手」が1試合2ホーマーを放ち勝利の立役者となっている。

鶴岡選手は今まで年間で3ホーマーを打ったことが1回あるだけなのに、今年は既に3ホーマーを記録している。

昨日の試合を見ていても、ダブルプレーを取れない後ホームランを浴びるケースが見られ、何処で何が起きるか全くわからない。

カップを舐めながらホールに嫌われ、その1打で予選落ちをしたり、優勝を逃したりする。

あの1球がど真ん中に入ってしまって、折角の好投をフイにしてしまう。

勝負の世界は本当に怖い。

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しかし、考えてみると、人間の生活は、毎日このような機会に晒されている。

商売だって、自分の責任もあるが、世情の変化で危険に陥る事はしばしば遭遇する。

交通事故・地震を始め天災・流行病など、常に我々の周囲に存在している。

毎日勝負をしているような物だ。

結局は自分で自分を守り、勝負していく心構えが必要なのだ。

「その一球 待ってくれない 人生だ」

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4月4日~マーリー 世界一お馬鹿な犬~

プロ野球が開幕した。今年はWBCで優勝した為か、プロ野球の人気が高く、各球場とも満員の盛況だ。

不景気を吹っ飛ばすように突っ走ってもらいたい。

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アメリカのファミリードラマ「マーリー・世界一お馬鹿な犬」と言う映画を見た。

<あらすじがわかってしまうので、これから観る予定の方は次の *** まで読まないでください>

新聞記者とエッセイストの夫婦が子供の居ない寂しさを紛らわす為に、犬屋に行き数多い子犬の中から、店主がいたずらで困っている値段の安い犬を買ってきた。

マーリーと名付けたこの犬は、聞きしに勝る乱暴もの。家具は食いちぎるし、散歩に行けば暴れ周り、脱糞禁止の海岸で、もよおし監視人に睨まれる始末。

結婚の贈り物に買ったネックレスを追いかける夫婦を交わして飲み込んでしまう。

翌日、庭の芝生の糞から苦労をして探し出す。

ところがこの犬の日常を書いた「コラム」の評判がよく新聞の売上げが大きく伸びる。

当人は取材記者になりたいが、編集者はコラムニストとして続けるように命令、そのため給料も上げてくれる。

相変わらずマーリーはイタズラを繰り返し夫婦はその処理に追われる。

そのうち、夫婦に待望の子供ができる。マーリーは子供とは上手く遊んでゆく。

しかしエッセイストの妻は、育児と家事に追われ遂に仕事を放棄せざるを得ないようになる。

子供が次々を生まれ3人となり、マーリーを含んだ家族は円満な日々を送る。

しかし、犬の老化は進み、或る時マーリーが行方不明となる。

犬は死期に近づくと飼い主から姿を消すと言われ、家族総出で探しまくり、やっと雪の中に寝転んでおとなしくしているマーリーを見つけて家に帰ってくる。

その後もマーリーの体調は衰えが激しくなり、遂にかかりつけの獣医もさじを投げ、安楽死の注射を打つ。

庭に穴を掘り、遺体を埋め其処に子供達の手紙と、一度飲み込んだネックレスを入れる。

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我が家でも昔、シェパードを飼ったことがある。

初めの「くろ」は臆病で、一応訓練士を付けたが、外の犬を見ると尻尾を丸めてしまう。

2匹目の「ナチ」は逆に暴れん坊で外の犬の襲い掛かる元気者だった。

しかし2匹ともジステンバーに罹って腹水が溜まり、苦しんで死んでいった。

それから犬は金輪際飼う気になれない。

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帰りのエレベーターの中で、3人の老婦人たちが目を真っ赤にして恥ずかしそうにしていたのか印象的だった。

恐らく自分の飼っているペットの犬を重ねてみていたのではないかと思う。

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